だいぶ時間があいてしまいましたが噛むことの大切さを引き続きお伝えします。
●ストレスの解消
よく噛むとセロトニンという化学物質が脳内に多く分泌され、恐怖心やストレスの解消に役立ちます。
●肩こり・腰痛の防止
噛むときに使う咀嚼筋を正しく動かすと首や肩の筋肉に血液を送り、こりをほぐします。またよく噛むと筋肉が鍛えられてよい姿勢になり、腰痛の予防・軽減にもつながります。
●胃腸障害の予防
通常食べ物を噛むことなく体内に摂取することはできません。もしできたとしても食道や胃、腸など消化器系の内臓に大きな負担をかけることになり、健康を損ねてしまいます。よく噛むことは胃腸障害の予防にもなるのです。
●肥満防止
よく噛むと満腹中枢に信号が送られ、食べ過ぎを防ぎます。
よく噛むことは、ガンの原因ともいわれる活性酸素の抑制、糖尿病や骨粗しょう症の予防にも効果的といわれています。
虫歯や歯周病をそのままにしておいたり、合わない入れ歯をしていると、よく噛むことができず、健康を損なう危険性が高まります。
宮野たかよし著 「入れ歯」でおいしく食べるコツ&今日からできる快適ケアより